パッシブデザインで減らすのは「暖房」「冷房」「照明」のエネルギー
パッシブデザインは建物そのものの工夫によって「冬暖かい、夏涼しい、風が通る、明るい」をつくり出すので、「暖房」「冷房」「照明」に必要なエネルギー消費量を減らすことができます。
家庭内でエネルギーが消費されるのは「暖房」「冷房」「給湯」「照明」「換気」「家電」「コンロ」の7つの用途です。
パッシブデザインは「冬暖かい、夏涼しい、風が通る、明るい」を実現させながら、7つの用途のうちの3つものエネルギー消費量を減らすことができるわけです。
なお、コバヤシホーム(KOZEN-STYLE)ではパッシブデザインの工夫のみで「暖房」「冷房」「照明」のエネルギー消費量の合計を「いま愛知県で建っている平均的な住宅」の半分程度にできます。
国はゼロエネルギー住宅を大幅に増やそうとしている
国は家庭部門の省エネルギーを進めるために、ゼロエネルギー住宅の大幅な普及を計画しており、2020年にはZEH(ゼロエネルギーハウス)を新築住宅の50%に、2030年には「新築住宅の平均でZEH」にしようとしています。そのために、2016年度にはZEHの要件が定義され、補助金制度も充実してきました。ZEHの要件を満たすために必要なことを簡単に言えば、建物や設備の工夫によって一定にエネルギー消費量を減らしながら、太陽光発電を設置して、そのエネルギー消費量を相殺させれば良いということになります。
新築住宅を建てる方にとってZEHにするメリットは「補助金がもらえる(可能性がある)」「光熱費が安くなる」ということです。
ZEHの要件のひとつに「平均的な住宅よりも断熱性能を一定に上げること」という内容もあるので、「ある程度断熱性能が高い家が得られる」というのも加えてもよいかも知れません。
ここでの問題は「ZEHにしたからといって、四季を通じて快適な家が得られるとは限らない」というところです。
コバヤシホーム(KOZEN-STYLE)もZEHには前向きですが、補助金のためだけにZEHをつくろうとは思っていません。
国が定めたZEHの要件
- UA値(建物の部位別断熱性能の平均値)を0.6W/㎡K以下にする。
- 発電を除いた一次エネルギー消費量を基準値の80%以下にする。
- 年間の一次エネルギー消費量よりも多くの発電量が得られる太陽光発電を設置する。
パッシブデザインを組み込んだゼロエネルギー住宅をつくる
コバヤシホーム(KOZEN-STYLE)が目指すのは「パッシブデザインをしっかり組み込んだZEHをつくる」ということです。
そのようなZEHのことを、パッシブデザイン協議会代表理事 野池氏(『パッシブデザイン講義』の著者)は“パッシブZEH”と呼んでおり、「地域の真面目な工務店はパッシブZEHをどんどん建てよう!」と呼び掛けています。これには私(小林正和)も大賛成です。
適切なパッシブZEHには「冬暖かい、夏涼しい、風が通る、明るい」という住まいに最も大切なメリットが得られ、補助金獲得、光熱費の大幅削減ができ、省エネルギーという社会貢献もできます。
“パッシブZEH”に興味が沸いた方は、是非コバヤシホーム(KOZEN-STYLE)にご相談ください。
一般的なZEHを建てるメリット
- 補助金がもらえる
- 光熱費が安くなる
- 一定の断熱性能になる
コバヤシホームが薦めるパッシブZEHを建てるメリット
- 「冬暖かい、夏涼しい、風が通る、明るい」が実現する!
- 補助金がもらえる!
- 光熱費が安くなる(一般的なZEHよりもさらに安くなる)!