豊川市にてパッシブデザイン住宅を提案している工務店のKOZEN-STYLEコバヤシホームです。
今日はS左官さんが室内にコンクリートの壁を仕上げるための下地塗りを行ってくれました。
いつも丁寧な施工ありがとうございます。
違う箇所にもすでに施工済みですが、オーナー様もご覧いただき仕上りにご満悦のご様子でした!!
KOZEN-STYLEコバヤシホームではパッシブデザインを根拠に基づいて快適さと省エネを両立する住まいをご提案させていただいております。
パッシブデザインには断熱性はもちろん、風や明るさ、夏場の日射をいかに遮るかという点のほかに最も重要であると考えている『日射熱利用暖房』があります。日射熱利用暖房は『暖房』と入っているので機械やエアコンを使うんでしょと思われる方もいらっしゃいますが、基本的にこの設計に関しては機会を使いません。
パッシブデザインにおける『日射熱利用暖房』とは『集熱』『断熱』『蓄熱』を組み合わせ数値化し、室内の快適さを得る手法になります。
その中でも今日左官さんに施工をいただいているコンクリートの壁は『蓄熱』の部分に当たります。
この蓄熱性を室内に入れてあげることで室温の安定化が図れるというもの!!もちろん機械ははいっていません。
ただ、蓄熱性を上げるためにコンクリートを適当にいれればいいというものではありません。こちらももちろん数値という『根拠』がひつようになりますので注意が必要です。
さらに『集熱』に関しても一定以上の数値を満たさないと『寒い部屋』になってしまします!!
KOZEN-STYLEコバヤシホームでは室内のインテリアとしても人気の高いコンクリートをデザインコンクリートとも呼んでいますが、本来の目的は『蓄熱性』つまり『蓄熱体』なのです。
デザインと機能の融合が素敵な空間になります。
大工工事も中盤をすぎ、ペースアップをしているところです。
木工事完了が楽しみな小林でした。