豊橋市、蒲郡市でパッシブデザイン設計とSE構法を採用した注文住宅を提案する工務店KOZEN-STYLEコバヤシホームの小林です。

昨日は久しぶりの東京出張でした!!
目的は師匠の野池さんの渾身の研究発表をリアルで聞くためです。
(野池さんには月1くらいはお会いしてますので久しぶり感はまったくありません(笑)再来週も一緒にテニスします(笑))

今回のテーマは「パッシブ&エネルギーセミナvol.2 CFD解析と実測分析で様々な空調システムを評価する」
※CFD・・・Computational Fluid Dynamicsの略で数値流体力学

このCFD解析ソフトを用いてエアコンから発生する熱がどのようにして空間につたわるか・・・という何とも高度な分析になります。

その中で驚きだったのはエアコンの設置位置により空間の熱の伝達具合がまるで違うということ。
南北に長いLDKがあったとします。
この場合エアコンの設置位置って多くの方(私も含めてですが)が風量があるから長い方向に風がでるようにエアコンを設置していると思います。
逆に短辺方向に風が出るように設置意図的に設置をしている方が少ないと思います。
上記の場合、分析結果としては室内の温度の上がり方は短辺方向に風を吹き出した方が空間として温度むらがなかったという驚きの分析結果が・・・
この結果には参加者はもちろん分析をされた野池さん自身も驚かれたようです。
(※エアコンの大きさ、風量により異なるため一概には言い切れない部分もありますのでご注意を!!)

さらに壁掛けエアコン、床下エアコン(単独)、床下&吹抜エアコン、小屋裏エアコン、階間エアコン、ダクト式全館空調システム等優位性と課題を再認識しながら分析をしていただきました。
こちらでもわかったことは暖気を下すより、冷気を引っ張り上げる方が結構難しいということ。

KOZEN-STYLEコバヤシホームでも床下エアコン(野池さんが開発にも携わっている)「パッシブ冷暖」を採用させていただく機会があります。
今回の分析は非常に勉強になり、ほかの全館空調も含めて再度知識を入れる必要があるとも感じたため、さっそく知り合いのOMソーラーさんが来られていたので来月浜松の本社にお邪魔して改めて勉強をさせていただくお約束をしました。

来週はオンラインでまた野池さんとお会いします。

私自身パッシブデザインは当たり前にやるものとして8年前から野池さんのもと取り組んできましたが、この1,2年は省エネをより意識するようになってきました。その成果がオーナー様宅でもしっかりと出てきています。
「パッシブ&エネルギーデザイン」というキーワードを胸に今日も張り切ってお仕事したいと思います。

野池さんの渾身の研究はまだまだ続くそうなので次の3月のvol.3が今から楽しみです!!

今回会場をご準備いただいたのはKOZEN-STYLEコバヤシホームでもお世話になっている(キッチンやパッシブ冷暖)参創ハウテックさんが運営するエクレアキッチンのショールームだったのですが立地も含めておしゃれな佇まいでした。
ありがとうございました。

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